昨年の夏、一人の台湾人の女の子と知り合いになりました。

彼女が台湾から来たというので、私が被災地東北出身である事、両親が被災地にいること、そして、先般の東日本大震災への台湾からの支援に深く感謝していることを話しました。

日本の皆が台湾からの支援に感謝している、けど当時の菅内閣が中国への遠慮か、他国には出したお礼の広告を台湾に出さなかった事、その恩知らずな行為にどれほど多くの日本人が怒り、恥かしいと嘆いたか。。。

政府がお礼を言わないのなら、有志で台湾にお礼広告を出そうという話が持ち上がり、それは謝謝台湾という運動にまで発展した事などを話しました。

日本の人たちが深く感謝いていることを熱く語る私の話に戸惑いながら、ずっと黙って話を聞いていた彼女でしたが、一度だけ、すごく嬉しそうに手を叩いて喜んだのが、6人の男の子たちが台湾まで泳いでいってお礼を伝えた話をした時で

「私、それニュースで見たわよ!!何人かの男の子たちが泳いで台湾までやってきたのよ!!とってもびっくりよ!!海パン一丁で上陸してきて、気がついたらいつの間にかパスポートまでだして!!頭の上にでもパスポートを乗せて泳いできたのかしら?!そして、謝謝台湾!!と何度も言っていたわ!!困ってる人を助けるなんて当たり前なのに、わざわざ泳いで自分の力で台湾まで来て御礼を言ってくれて、とても嬉しかったわ」

自分の力で台湾まで泳いで行ってお礼を伝えてくれてのは、政府のお礼の書簡よりも何よりも強く伝わっているのだな、と感じました。

親日国、台湾

私の父は添乗員だったのですが、数年、台湾に駐在していた事があります。

父によると、台湾の親日感情は強く伝わってくるそうで、日本語もよく通じるし、逆に高齢の日本統治時代の日本語教育を受けた人と話すと、「あなたの日本語は変な外国語(カタカナ文字)が混ざって大変におかしい。正しい日本語を話しなさい!!」と怒られたりし、恥ずかしい思いをしたりもしたそうです。

生粋の東北人の父にも、第2の故郷ともいえる台湾からの支援は嬉しかったのか、今年「謝謝台湾旅行」とし、全社員で台湾を訪れるそうです。

父の会社全員で台湾に行けるという事は、少しづつでしょうが、復興も進んでいるのでしょう。

父が駐在中、台湾に行こうと思えば行けたモノの、台湾に行った事の無い私。。。

時折、父の思い出話に聞く台湾人の親日家ぶりの話には結構驚かされます。

なにせ同じように統治されていたお隣は石ばかり投げてきて、かつての日本はよっぽど酷い事をしてきたんだろうなとばかり思ってましたから、ワタクシ。

蛇足ながら、上記台湾人の女の子、私の話を黙って聴いて、「困ったときはお互い様、お礼を言う必要はないわよ。」と言っていたのですが、数日後、彼女のFacebookに私とのやり取りが投稿、記されていて、そしてそこにはたくさんの台湾の方の「いいね!」が押されていました。

感謝されたくて助けてくれた訳ではないとはいえ、やはり、お礼を言われたらあちらも当たり前だけど嬉しいんだな、より絆は強くなるんだな、と。。。

私自身、イチ日本人とし、台湾から受けた恩を忘れずに、台湾に行かねば!!台湾に行って、知り合った人に直接お礼を伝えられる範囲で伝えられれば、と思っています。

昨年末の政権交代により、悪夢の様な民主党政権が倒れました。

民主党政権の台湾に対する冷たい仕打ちを糾弾していた世耕さん、与党になったのですから、頼みますよ!!

私は石ばかり投げてくる隣との関係修復よりも、台湾との友好、信頼関係を深める方が良いのでは??と思ってしまいます。